●『酔いの小道 麗人酒造見学』
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朱白旅物語
 
酔いの小道 麗人酒蔵見学

朱白の宿泊プランの一つ、「酔いの小道 麗人酒蔵見学」を朱白のフロント山梨が家族を連れて体験してきました。

このページではその体験レポートをお届けいたします。

(2006年3月取材)

 
麗人酒蔵外観
上諏訪温泉麗人酒造
 朱白のある諏訪の地は、霧が峰に降った雨が長い時間を掛けて地中に染み込み、伏流水となって湧くところであり、また冬の厳しい冷え込が酒造りに向いていることから、多くの酒蔵が古くから酒造りをしてきました。

 今回お邪魔した「麗人酒造」もそうした酒蔵の一つで、その創業は、寛政元年西暦1789年(フランス革命の年)に遡り、この地で200年以上も酒造りを続けています。

 また「麗人酒造」では昭和47年(1972年)より意識的に古酒の蓄積を始め、試行錯誤の末に大吟醸の25年古酒、シェリー酵母をつかって熟成した21年の純米古酒などを販売しています。

 お酒も建物も、歴史の香りただよう麗人酒造をご紹介します。

麗人酒蔵 駐車場
建物の北側が駐車場です。車は2台ほど停められます。
麗人酒蔵 通路
小松さんの案内で、事務所の奥の通路を通って酒蔵へと向かいます。
麗人酒蔵 酒蔵入口
子供達もみな、酒蔵の入り口でスリッパに履き替えます。

朱白から麗人まで車で10分

麗人酒造は朱白から車で10分ほどの場所にあります。JR上諏訪駅の向こう側になります。

到着したら、車を建物の北側にある 駐車場に入れます。駐車場は2台ほど停められるスペースがあります。

車を停めて正面の入り口から中へ入ると直ぐ左が事務所なので、そこで朱白の宿泊プランの酒蔵見学であることを告げてください。

予め予約の電話を入れておきますので、直ぐに案内していただけます。

(予約が無いと見学ができません)

今回私たち家族は、麗人酒造取締役社長の小松様に 特別に案内をしていただきました。
(普段は総務関係を担当されている「藤森さん」のご案内)


通路の両側にはところ狭しと酒瓶が積まれています。そこを通り抜けて中庭の更に先に酒蔵があります。

ここからは靴を脱いでスリッパに履き替えて中に入ります。



 
麗人酒蔵 仕込み水
毎分150リットル余りも湧き出る仕込み水
みんなで一杯づつ
ひしゃくを回してみんな一杯づついただきました。
 

麗人の酒づくりを支える仕込み水

酒蔵に入って直ぐ左手に、麗人の酒造りを支える「仕込み水」が湧き出す井戸があります。

霧ケ峰高原に降った雨が長い時間を掛けて地中で浄化されて湧き出た伏流水です。

昏々と湧き出るその水は、 毎分150リットルにもなるそうです。


クセのないスッキリしたお水です。霧ケ峰高原に降った水は 朱白でも使っていますが、こちらは井戸から湧き出る水なので、より味がまろやかでした。

 
麗人酒蔵 2階への階段
小松さんの右手のホースはお米を空気で2階へ送るためのもの。
 

2階に上がって、麹室を見学

次にとても急な階段を上がって2階の「麹室」を見学します。階段の脇にはお米を空気の力で送るホースが延びています。

麹室が2階にある訳は、できた麹を穴から1階へ落とす為だそうです。

こういう仕事は全て手作業なので、横へ出すのはとても大変なのだそうです。


麹室は部屋の中にぐるっと熱源線が張り巡らせてあり、これで部屋の温度を約27度に保って作業するということでした。

麹づくりは酒づくりの正念場とも言える行程。麹菌の繁殖のとき、蔵人は寝ずの番をするそうです。できた麹はかすかに栗のような香りがするのだとか。



麹室の隣は酒母室になっています。酒母とはできあがった麹、何も手をつけていない蒸し米、水、それに酵母(こうぼ)が一緒になったものです。



酒造りの終わったこの時期母室はがらんとしていました。

麹室
この部屋の周囲には腰の高さに電線が巡らせて
あります。それで部屋の温度を一定に保つのです。
母室
酒母室。天井には太い梁が渡っている。中は結構広い。
貯蔵室への階段
再度階段を上がって貯蔵室を見学
貯蔵室のタンク
建物を支えている太い梁。
酒米の見本
小松さんの持っているのが精米された酒米の見本。
精米歩合によって同じお米が随分小さくなっている。
 

つの樽に5〜7トンのお酒が

この後幾つかの行程を見学した後、お酒が貯蔵されているタンクの部屋を見学します。


大きなタンクにお酒がどのくらい入っているのか質問すると「5〜7トン入っている」ということでした。

お酒をタンクで過ごさせる期間は熟成期間といい、この間にお酒は味がまろやかになるそうです。


タンクの置かれたこの部屋も天井には太い梁が渡っています。

長きに渡り麗人の酒づくりを支えてきた酒蔵の歴史を感じました。



最後にここで精米されたお米の見本を見せてもらいました。精米とはお米を磨くことを言うそうです。

磨くと言っても それは非常に手間のかかることで、熱を出さないように磨かないとお米が硬くなって水の吸収が悪くなってしまうのだそうです。

みんな感心して覗き込みながら見学を終えました。

お酒の試飲
20種以上の清酒・と焼酎の飲み比べができます。
仕込み水のプレゼント
売店で商品お買い上げのお客様にもれなく先ほどの仕込み水のペットボトルをプレゼント(非売品)。
子供たちにはキャンディーを。
子供達はキャンディーをいただきました。お酒飲めませんからね。
 

試飲と即売は事務所横売店で

事務所横の売店で20種以上の清酒。焼酎の呑み比べ(試飲)ができます。もちろんそこで即売もしているので、よーく吟味して、お気に入りの1本を見つけてお土産にしたい。


また、朱白のお部屋の冷蔵庫は持ち込みOKなので、ここでお酒を買ってお部屋の冷蔵庫で冷やしておけば、お風呂上りに1杯という楽しみができます。


売店でお買い上げのお客様にはもれなく先ほどの「仕込み水」の500mlペットボトルが貰えます。

それから小松さんから、お酒の飲めない子供達にと、キャンディーをいただきました。
小松さん、どうもありがとうございました。



簡単ではありますが、酒蔵麗人の見学レポートでした。

いつも呑んでいるお酒も、製造現場の風景を知ることで、味に深みがでるかもしれませんね。朱白の見学プランで是非一度麗人酒造を訪づれてみてくださいね。


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